シグルイ
人気漫画家39人が選ぶ!本当にすごい漫画はコレだ!2022で金田一蓮十郎先生が紹介していた作品。シグルイ の感想。
金田一蓮十郎先生は「寄生獣」「シグルイ」「オンノジ」「雑な生活」を紹介されていて、「寄生獣」以外は読んだことがなかったので読むことにした。
「シグルイ」はもうとにかく絵がすごくて、ごりごり。
エロと暴力、と武士道を描いた内容も、ごりごり。
物語の始まりは、隻腕の剣士・藤木源之助と盲目・跛足の剣士、伊良子清玄の親善試合から始まり、二人は同門の剣士だが、なぜ戦うことに至ったのか、どのような因縁がありなぜ片腕、盲目になったのかなどを全15巻かけてじっくり語るマンガ。
私自身、血なまぐさいのがあまり得意ではなくて、バトルや歴史ものという自分から趣味からは縁遠い作品にもかかわらず、ツルッと読める。
読み心地としてハンターハンターが近いように思う。
なんかね、語りがいいんですよ。
この日駿河大納言は酒気を帯び———
ただならぬ"仕上がり"であった———
とか、ただならぬ"仕上がり"って…使っていきたい。
あと注目したいのは乳首の描写。いや、色々あるんですけど、
米粒をつける、切る、抉る、焼きしめる、しゃぶる、箸でつまむ、ちぎって食う…など
あと、股間の表現がたけのこなのもいいよね。
シグルイ芸人がありそうな感じの作品。